発泡スチロール減容機の選び方

方式は2つ、決めることは1つ。本ガイドでは熱溶融式と冷間圧縮式を比較し、実際に発生する廃発泡材の量から機種を選定する考え方をご説明します。

熱溶融式と冷間圧縮式の比較

項目熱溶融式冷間圧縮式
方式発泡材を加熱して溶融し、固形のインゴットとして押し出します。加熱せず機械的に圧縮し、高密度のブロックにします。
減容率90:160:1
排出形状固形インゴット高密度ブロック
対応発泡材EPS / EPE / EPPEPS / PUR / PIR
適した現場EPS梱包材が安定して大量に発生し、最大限の減容率とコンパクトで売却しやすいインゴットを重視する現場。PU・PIRを含む混合発泡材を扱う現場、および加熱工程を避けたい・素材を溶融させたくない現場。
対応機種FD-10FD-12FD-15FD-25FD-50FD-100FD-335FD-1010FD-2000FD-3000

処理量からの機種選定

一時的なピークではなく、1シフトあたりに実際に発生する量を基準に選定してください。下記の機種はすべて現在ご提供可能で、処理能力はEPSでの最大値です。

モデル方式処理能力(EPS)減容率
FD-100熱溶融式発泡スチロール減容機907 kg/h (2000 lbs/hr)90:1
FD-50熱溶融式発泡スチロール減容機454 kg/h (1000 lbs/hr)90:1
FD-335熱溶融式発泡スチロール減容機454 kg/h (1000 lbs/hr)90:1
FB-8000発泡スチロール破砕機363 kg/h (800 lbs/hr)30:1
FD-3000冷間圧縮式発泡スチロール減容機227 kg/h (500 lbs/hr)60:1
FD-25熱溶融式発泡スチロール減容機136 kg/h (300 lbs/hr)90:1
FD-15熱溶融式発泡スチロール減容機113 kg/h (250 lbs/hr)90:1
FD-2000冷間圧縮式発泡スチロール減容機91 kg/h (200 lbs/hr)60:1
FD-12熱溶融式発泡スチロール減容機68 kg/h (150 lbs/hr)90:1
FD-10熱溶融式発泡スチロール減容機23 kg/h (50 lbs/hr)90:1
FD-1010冷間圧縮式発泡スチロール減容機20 kg/h (45 lbs/hr)60:1

よくあるご質問

熱溶融式と冷間圧縮式、どちらを選べばよいですか。
熱溶融式は発泡材を溶融して固形インゴットに押し出す方式で、最も高い減容率が得られます。EPSが安定して大量に発生する現場に適しています。冷間圧縮式は加熱せず高密度ブロックを生成する方式で、PU・PIRを含む混合発泡材や、加熱工程を採用できない現場に適しています。発泡材の種類と1日の発生量をお知らせいただければ、当社のエンジニアが機種をご提案します。
減容した発泡材はその後どうなりますか。
減容したEPSは取引可能な資源です。リサイクル業者がインゴットやブロックを原料として買い取り、額縁や建築用モールディングなどの製品に再生されます。また減容により、同じ量の廃材をはるかに少ない台数のトラックで搬出できるため、埋立・運搬コストも削減できます。
必要な処理能力はどう見積もればよいですか。
まれなピークに合わせるのではなく、1シフトあたりに実際に発生する量を起点とし、将来の増加分を見込んで余裕を持たせてください。その数値を下記の処理能力欄と比較し、2機種の間に収まる場合は、余裕があり稼働率を抑えて運転できる大きい方をお勧めします。
破砕機も併せて必要ですか。
破砕機は減容機の代わりではなく、前処理の工程です。かさばる廃材や形状の扱いにくい廃材を細かくして均一に投入できるようにします。大型の成形品として廃材が発生する場合や、減容前に材料を一時貯留したい場合に有効です。

どの機種が適しているかご不明ですか。

発泡材の種類、発生量、設置スペースや電源の制約をお知らせください。当社のエンジニアが具体的な機種とオプションをご提案します。

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